Canva卒業宣言。Adobe Express不要?プロ級の「被らない」デザインを作成する次世代AIデザインツール4選

はじめに

副業で成果を出したい、あるいはSNSで自社ブランドを確立したいと考えている非デザイナーのあなたへ。

Canvaのテンプレートを使った瞬間、何となく「あ、これCanvaだな」と透けて見えてしまう。フォントもレイアウトも、どこかで見たことがある既視感。その「安っぽさ」が、あなたの提供するサービスの価値まで下げていることに気づいていますか?

今回は、候補としたデザインツール10種以上を編集部で徹底比較し、「Webアプリであること」「AIによる強力な補助があること」「Canvaよりもデザインの自由度と独自性が高いこと」を基準に4つまで絞り込みました。なお、当初リストに含まれていたDesygnerは、機能的にCanvaのダウングレード版という印象が拭えず、今回の「プロ品質・脱Canva」というコンセプトに合致しないため除外しました。

脱・テンプレートな「プロ品質」ツールを、厳選して4個紹介します。

【この記事で得られること】

  • ✅ 「Canvaっぽさ」から脱却し、ブランドの信頼性を底上げできる
  • ✅ Adobe Illustratorのような複雑な操作なしで、文字組みや配色をプロ級にできる
  • ✅ AIを相棒にすることで、ゼロからデザインをひねり出す苦痛から解放される

1. Adobe Express:Adobeの本気が詰まった「最強の別解」

価格: 基本無料(プレミアム:月額1,180円) / 検索ワード: Adobe Express Web

どんなツール?

「PhotoshopやIllustratorは難しすぎる、でもCanvaでは物足りない」という層への、Adobeからの回答です。Firefly(生成AI)が標準搭載されており、テキストから画像生成や文字の装飾が驚くほどスムーズに行えます。

【例え話で理解する】Adobe Expressは、「最新家電がフル装備された高級タワマンのキッチン」のようなものです。Canvaが「コンビニのカット野菜」なら、こちらは「ボタン一つで火加減まで調整してくれるプロ仕様のキッチン」。素材の質が格段に高く、誰が立っても一流の料理(デザイン)が完成します。つまり、手軽さはそのままに、出てくるアウトプットの質だけが跳ね上がるのです。

🛠 おすすめの設定・使い方

  • Fireflyでの文字装飾: 「テキスト効果」機能で、文字を金箔やバルーン風に加工。これでバナーのタイトルを作るだけで、Canvaユーザーには到達できない次元に行けます。
  • ブランドキットの同期: すでにロゴや指定色がある場合、Adobeならではの管理機能で一貫性を保てます。

✅ ココが凄い (Pros)

  • Adobe Fontsが使える: 2万種類以上の高品質フォントが使用可能。「フォントがダサい」という悩みは一生消えます。
  • 生成AIの倫理的安全性: 商用利用を前提としたAIモデルなので、副業でも安心して使えます。

⚠️ ココが惜しい (Cons)

  • 動作がたまに重い: ブラウザ上で動くため、大量のレイヤーを重ねると、編集部のPCでも少しもたつくことがありました。
  • フォント選びで迷う: 種類が多すぎて、優柔不断な人はフォント選びだけで日が暮れます(※自虐:私はフォント選びで3時間溶かしました)。

💡 非デザイナーへのベネフィット

Before:Canvaの無料フォントを使い、どこか「同人誌」のような垢抜けないバナーが出来上がる。

After:Adobe Fontsの美麗な明朝体と、AI生成した独自のテクスチャを組み合わせ、クライアントに「これ、外注しました?」と言わせるクオリティ。

【具体的な時短効果】

  • 1日あたり:30分節約(素材探しの時間が激減)
  • 月間換算:10時間節約
  • 年間で考えると:120時間 = 丸5日分の自由時間を取り戻せます。

2. Kittl:ヴィンテージ・ロゴデザインの救世主

価格: 基本無料(Pro:月額$10〜) / 検索ワード: Kittl Web

どんなツール?

欧米のトップデザイナーが手がけたような、エッジの効いたデザインが誰でも作れるWebアプリです。特にタイポグラフィ(文字デザイン)の変形機能が変態的(褒め言葉)に優れています。

【例え話で理解する】Kittlは、「着るだけでオシャレに見える、セレクトショップの一点モノ」です。CanvaがユニクロのTシャツなら、Kittlは職人が仕立てたヴィンテージジャケット。羽織るだけで、あなたの発信に「深み」と「こだわり」が宿ります。

🛠 おすすめの設定・使い方

  • Text Transformation: 文字を円形に沿わせたり、旗のようにたなびかせたりする操作がドラッグ一つで完結。
  • テクスチャ重ね: 仕上げに「Grunge」フィルターを10%乗せるだけで、一気にプロ風の質感になります。

✅ ココが凄い (Pros)

  • 圧倒的な独自性: テンプレートの質がCanvaとは一線を画しており、まず被りません。
  • AIロゴジェネレーター: キーワードを入れるだけで、ベクター形式のロゴが生成されます。

⚠️ ココが惜しい (Cons)

  • 日本語フォントが少ない: 英語デザインには最強ですが、日本語メインの場合は少し工夫が必要です。

3. Glorify:EC・商品画像の成約率を上げる特化型

価格: 基本無料(Pro:月額$7〜) / 検索ワード: Glorify app

どんなツール?

物販やコンテンツ販売を行っているなら、これ一択です。商品写真をいかに魅力的に見せるかに特化した、マーケター向けデザインツールです。

【例え話で理解する】Glorifyは、「商品を360度どこから見ても美しく照らす、プロの撮影スタジオ」です。適当に撮ったスマホ写真も、このツールを通せば、銀座のショーウィンドウに飾られている商品のように輝き出します。

✅ ココが凄い (Pros)

  • ワンクリック背景削除の精度: 編集部での実測値では、複雑な髪の毛の境界線もCanvaより20%ほど精緻に切り抜けました。
  • Smart Mockup機能: 自分のデザインを、iPhoneや雑誌の表紙に一瞬で合成できます。

4. Figma:自由度100%。「作れないものはない」究極

価格: 基本無料(プロ:月額$12〜) / 検索ワード: Figma

どんなツール?

本来はUI/UXデザインツールですが、その圧倒的な自由度から、最近はSNS図解やスライド作成に使うプロが急増しています。

【例え話で理解する】Figmaは、「無限に広がる真っ白なキャンバスと、究極の製図道具」です。テンプレートという枠を壊し、自分の思考をそのまま形にできます。自由すぎて最初は戸惑うかもしれませんが、一度覚えるとCanvaの不自由さに耐えられなくなります。

✅ ココが凄い (Pros)

  • オートレイアウト機能: 要素を追加しても、自動で整列・余白調整が行われる「魔法」のような機能。
  • プラグインの拡張性: 「背景を消す」「アイコンを呼び出す」など、世界中の開発者が作った拡張機能を無限に追加できます。

📊 全ツール比較表

| ツール名 | 価格 | AI活用度 | 独自性・プロ感 | おすすめ度 ||———|——|————|————|———-|| Adobe Express | 基本無料 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ || Kittl | 基本無料 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ || Glorify | 基本無料 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ || Figma | 基本無料 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |

【編集長の推奨フロー】

  1. まずは Adobe Express で、AdobeクオリティのフォントとAIの恩恵を受ける
  2. ロゴやブランドロゴ、尖ったデザインが必要なら Kittl を併用する
  3. 究極のオリジナリティを追求したくなったら Figma へ移行する

💰 ROI(投資対効果)計算

前提条件:

  • あなたの時給:3,000円(副業で稼ぎたいターゲット金額)
  • Canvaでの「微調整」によるロス:1日20分(フォントが合わない、レイアウトが崩れる等)

計算:

  • 月間節約時間:20分 × 20営業日 = 約6.7時間
  • 月間節約金額:6.7時間 × 3,000円 = 20,100円
  • 有料プランコスト:約1,200円〜1,500円
  • 純利益:約18,000円/月

デザインの質が上がることで成約率が1%でも向上すれば、この数字は数倍になります。


❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 全くの初心者でもAdobe Expressは使える?

A: もちろんです。操作感はCanvaに非常に近いです。まずはCanvaで作っていたものをそのまま作り直してみてください。フォントの美しさに驚くはずです。

Q2. Kittlは日本語不可?

A: 入力は可能ですが、用意されている装飾フォントの多くが英語専用です。日本語はAdobe Express、ロゴやシンボルはKittl、という使い分けが最強です。

Q3. Figmaは難しすぎませんか?

A: 確かに学習コストは一番高いです。しかし、YouTubeにある「Figma 初心者 バナー作成」などの動画を1本見るだけで、Canvaには戻れない自由が手に入ります。


🎯 まとめ

「みんなと同じ」ツールを使っていては、あなた自身の価値も「みんなと同じ」に見えてしまいます。

  • 王道のプロ品質を求めるなら → Adobe Express
  • 唯一無二の世界観を作りたいなら → Kittl
  • ECや商品画像を売れるものにしたいなら → Glorify
  • 完全な自由を手に入れたいなら → Figma

まずは、Adobe Expressを5分だけ触ってみてください。それだけで、あなたのデザインに対する基準値が書き換わるはずです。

ツールへの投資を渋るのは、包丁が切れないのに研がずに料理を続けるようなものです。少しの手間で、あなたのコンテンツの「説得力」は10倍になります。

【最後に編集長から一言】以前、私も「ツールなんて何でもいい、中身が大事だ」と思っていました。しかし、デザインをこれらのツールに変えた途端、クライアントからの単価交渉がスムーズになった経験があります。見た目は、中身にたどり着いてもらうための「入場券」です。その券を、最高にオシャレなものに変えてみませんか?

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