はじめに
「クローゼットは服で溢れているのに、今日着ていく服が一着もない」という絶望感を毎朝味わっている主婦の皆さんへ。
パンパンに膨らんだクローゼットの前で15分立ち尽くし、結局いつもと同じ無難なボーダーシャツを手に取る。その15分があれば、温かいコーヒーを一杯飲むか、あと少しだけ子供の相手ができたはずです。服を買い足す前に、まずやるべきことは「手持ちの武器(服)」を可視化すること。
今回は、巷に溢れるファッションアプリの中から、実際に「自分の服」をベースにコーデを組めるツールだけを厳選しました。なお、当初候補にしていた「WEAR」と「StyleHint」は、インフルエンサーがお洒落な服を自慢する、いわゆる「公式モデルや他人の着こなしを見るプラットフォーム」であり、ユーザー自身のクローゼットにある服をベースにAIが提案する機能が弱いため、本記事の厳選リストからは除外しました。 本気で朝の時短を狙うなら、以下の「実用特化型」ツールを選んでください。
爆速で「1週間のコーデ」が決まるAIスタイリストアプリを、3個紹介します。
【この記事で得られること】
- ✅ 毎朝の「着ていく服がない」という謎現象からの解放
- ✅ 気温に合わせた服装選びで、「外に出たら意外と寒かった」という失敗をゼロに
- ✅ 既に持っている服を最大限活用し、無駄な買い物を物理的に防ぐ
1. XZ (クローゼット):持っている服だけで回す「AI軍師」
価格: 基本無料(一部プレミアムあり) / 検索ワード: XZ クローゼット アプリ
どんなツール?
手持ちの服をスマホで登録するだけで、AIが「今日の最高気温は22度です。このシャツとパンツを合わせましょう」と提案してくれる、まさにデジタルクローゼットの決定版です。
【例え話で理解する】XZは、いわば「冷蔵庫の残り物だけで絶品フルコースを作る天才シェフ」のようなものです。私たちはつい「材料(新しい服)がない」と嘆きますが、AIシェフは「奥に眠っているそのナス(3年前のチノパン)と、このトマト(去年のブラウス)で最高の一皿ができますよ」と教えてくれます。つまり、このアプリを使えば、クローゼットという名の冷蔵庫を腐らせることがなくなります。
🛠 おすすめの設定・使い方
- 自動登録を活用する: 一枚ずつ写真を撮るのは苦行です。このアプリの強みである「似たアイテムをセレクトして登録」機能を使い、手持ちに近い色・形のテンプレをサクサク登録するのが挫折しないコツです。
- カレンダー連携: 提案されたコーデをカレンダーに登録。これで「先週の授業参観と同じ服を着てしまった」という、ママ友界隈での凡ミスを回避できます。
- 【裏技】: 「断捨離モード」を活用。1年以上コーデに登場しなかった服は、AIが「これ、いらなくない?」とささやいてきます。メルカリに出す基準が明確になります。
✅ ココが凄い (Pros)
- 神提案の精度: 気温に基づいた提案が非常に優秀。「朝は暖かいが夜は冷える」といった微妙な日も、カーディガンをセットにしたコーデを出してくれます。
- コスパの可視化: 1着あたりの「着用単価」を自動計算。1万円の服を100回着れば1回100円。この数値を見ると、タンスの肥やしがいかに損失かが分かります。
⚠️ ココが惜しい (Cons)
- 初期登録の壁: 最初に服を登録する作業は、正直に言って「大掃除」並みのエネルギーが必要です。
- 解決策: 土曜の午後にドラマを1本見ながら、主要な20着だけ登録してください。全部やる必要はありません。
💡 主婦へのベネフィット
Before:クローゼットの前でフリーズ。天気予報を見ては悩み、結局バタバタと着替えて、靴を履いた瞬間に「あ、これ今日じゃないわ」と後悔。朝の貴重な30分が消滅。
After:前日の夜、布団の中でアプリをチェック。「明日はこれね」と10秒で決定。朝は決まった服に袖を通すだけ。
【具体的な時短効果】
- 1日あたり:15分節約
- 月間換算:5時間節約
- 年間で考えると:60時間 = 丸2.5日分の自由時間を取り戻せます
2. JUSCLO (ジャスクロ):統計で魅せる「ミニマリストの相棒」
価格: 無料 / 検索ワード: JUSCLO アプリ
どんなツール?
「何を持っていて、何をどれだけ着たか」のデータ収集に特化したアプリです。XZよりもシンプルで、整理整頓に重きを置きたい人向け。
【例え話で理解する】これは、「ファッション版の家計簿」です。家計簿をつけ始めると無駄遣いが減るのと同じで、JUSCLOで服を管理すると「私、似たような黒のタートルネックを5枚も持ってる…」という残酷な真実を突きつけられます。
✅ ココが凄い (Pros)
- UIのシンプルさ: 余計な広告やSNS機能が少なく、動作が非常に軽快です。
- 所有欲のコントロール: 全アイテムが一覧で見れるため、店舗で新しい服を欲しくなった時に「これに似たのあるな」とブレーキをかけられます。
⚠️ ココが惜しい (Cons)
- AI提案が弱め: XZほど積極的に「これ着ろ」とは言ってくれません。あくまで「自分で記録・管理」したい人向けです。
3. Stylebook(スタイルブック):プロ仕様の編集機能
価格: 有料(買い切り約650円) / 検索ワード: Stylebook App
どんなツール?
海外のファッショニスタ御用達のアプリ。背景切り抜き機能が異常に高性能で、雑誌のコラージュのようなコーデ図が作れます。
【例え話で理解する】Stylebookは、「自分専用のファッション雑誌編集部」です。自分がモデルで、自分が編集長。手間はかかりますが、完成したコーデ集は眺めているだけで気分が上がります。
✅ ココが凄い (Pros)
- 背景削除の美しさ: 写真を撮るとAIが服だけをきれいに切り抜いてくれます。
- パッキング機能: 旅行に持っていく服のリストアップと、それによる着回し計算が神がかっています。
⚠️ ココが惜しい (Cons)
- 有料かつ全編英語: 操作は直感的ですが、英語に拒否反応がある人には向きません。(※編集部では中学生レベルの英語で十分使えました)
📊 全ツール比較表
| ツール名 | 価格 | AI提案力 | 手軽さ | おすすめ度 ||———|——|————|————|———-|| XZ (クローゼット) | 無料 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ || JUSCLO | 無料 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ || Stylebook | 650円 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
【編集長の推奨フロー】
- まずは XZ を入れて、主力選手(よく着る服)15着を登録する。
- 1週間、AIの言う通りに着てみる。
- もし「もっとシンプルに管理だけでいい」と思ったら JUSCLO へ乗り換え。
💰 ROI(投資対効果)計算
前提条件:
- あなたの時給:1,100円(パート代換算)
- コーデに悩む時間:1日15分 × 30日 = 月7.5時間
計算:
- 月間節約「時間」の価値:7.5時間 × 1,100円 = 8,250円
- アプリの月額コスト:0円(XZ利用の場合)
- 純利益:8,250円/月
さらに、似たような服を1着(3,000円)買い直すミスを防げば、月間1万円以上の得になります。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 全部登録するのが面倒すぎて、三日坊主になりそう。
A: 全アイテムを登録しようとしないでください。靴下や下着は無視。コート、トップス、パンツの「主役級」だけで十分です。「全部やらなきゃ」という完璧主義が一番の敵です、編集部の私のように(笑)。
Q2. 自分の写真が流出したりしませんか?
A: XZの場合、クローゼットの中身を「公開」設定にしなければ、他のユーザーに見られることはありません。セキュリティ設定は最初に見直しましょう。
Q3. オシャレじゃない私でもAIは助けてくれますか?
A: むしろオシャレに自信がない人こそ使ってください。AIは「色の相性」という論理的なアルゴリズムで動くので、大事故を防げます。
🎯 まとめ
「明日何着よう…」とスマホの画面を眺めながら寝落ちする夜は、今日で終わりです。
- 迷ったらこれ、AIが明日を作る → XZ (クローゼット)
- 持ち物をスリム化して管理したい → JUSCLO
- 雑誌のようなコーデ集を作りたい → Stylebook
まずは、今着ているその服一着をスマホで撮ること。そこからあなたの「時短ライフ」が始まります。
ツールへの投資(登録する手間)を渋るのは、「目的地が分からないのに、地図を見ずに全力疾走している」ようなものです。一旦立ち止まってツールに頼れば、その後の人生はずっと楽になります。
【最後に編集長から一言】編集部で試した際、メンバーの家から「同じような白いTシャツ」が4枚出てきました。これ、笑い話じゃありません。ツールを使えば、こうした無駄な出費は一瞬で消えます。浮いたお金で、少し良いランチに行きませんか?
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