「もし、スマホの充電が一生不要だったら?」――100年前、天才が夢見た魔法を、たった一人の大富豪が「金にならない」という理由で握りつぶした真実。
ニコラ・テスラ失脚の表向きの理由と、教科書が教えない「エネルギー独占」の違和感
想像してみてください。街中のコンセントがすべて消え、空からスマホの電波が降ってくるように「電力」も降ってくる世界。電気代は0円。コンセントを挿す必要も、高い電気料金に怯える必要もありません。
「そんなのSFだろ(笑)」って思いましたか?ところが、今から120年前、この夢を本気で実現しようとした男がいました。その名は、ニコラ・テスラ。
教科書では「エジソンのライバル」程度にしか書かれていませんが、彼はそのへんの発明家とはレベルが違います。今の私たちが使っている「交流電流(AC)」を普及させたのも彼。テスラがいなければ、あなたの家にあるドライヤーも冷蔵庫も動きません。
さて、ここからが事件の始まり。1901年、ニューヨーク州のロングアイランドに、巨大な謎の鉄塔が建設され始めました。名前は「ウォーデンクリフ・タワー」。
【表向きの理由】「大西洋を越えて無線でメッセージをやり取りするための通信塔を建てるよ!」
世の中の人は「おー、未来の通信技術だ!」とワクワクしました。しかし、テスラの真の目的は、通信なんてチャチなものじゃなかった。彼は「地球そのものを巨大な導体にして、世界中に電気をタダで飛ばす(世界システム)」という、人類へのプレゼントを画策していたのです。
でも、この計画はある日突然、跡形もなく破壊されます。テスラは一文無しになり、歴史から消された。なぜか? 理由は簡単です。「タダで配られたら、儲からないやつらがいたから」です。
J.P.モルガンはいかにしてニコラ・テスラ失脚で莫大な富を得たのか?
この「全人類無料エネルギー計画」のスポンサーをしていたのが、当時の金融界の神、J.P.モルガンです。今のメガバンク「JPモルガン・チェース」のボスですね。
テスラが実験に没頭している最中、モルガンはふと気づきました。「おいテスラ、その塔があればどこでも電気が受け取れるって言ったか?」「はい! 地球の裏側でもアンテナを立てればタダで電気が使えますよ!」「……。それ、メーター(計量器)どこにつけるんだ?」「えっ、メーターなんて必要ありません。タダですから!」
この瞬間、モルガンの目が冷酷な光を放ちました。彼にとって、電気は「人類に光を届けるもの」ではなく、「電線を張り巡らせてメーターを通し、1円単位で請求書を送りつける商品」だったのです。
【最強の例え話:Wi-Fi無料化にキレる通信キャリア】
これを現代の例えにしてみましょう。あなたは「街中どこでも、完全に無料で、無限に使える超高速Wi-Fi」を発明した大学生だと思ってください。あなたは善意でドコモやソフトバンク、auに「これをみんなで使いましょう!」と持っていきます。
キャリアの社長はどう思うでしょうか? 「すごい!これで世界が平和になる!」……なんて思うわけがありません。「ふざけるな!そんなものが普及したら、俺たちの月額プラン(ギガ代)を誰が払うんだ! 俺たちが必死に立てた5G基地局(電線)がゴミになるじゃないか!」
こうして、彼らはあなたの発明を買い取るか、もしくはあなたを社会的に抹殺して、その技術を「なかったこと」にします。これと同じことが、テスラに起きたのです。
モルガンは当時、「銅」の市場を支配していました。電気を届けるには、大量の銅線が必要です。テスラの「無線送電」が成功すれば、銅の価値は暴落し、モルガンのビジネス帝国は崩壊します。
モルガンの本音(想像):「電線がいらない? メーターがつけられない? そんなゴミに金は出さん。テスラよ、お前は天才だが、ビジネスのルールをわかっていない。お前を消して、俺はエジソンの『電線ビジネス(GE:ゼネラル・エレクトリック)』を育てることにするよ」
ニコラ・テスラ失脚によるシステム変更:【無限の資源】から【独占商品】への激変
この事件は、単なる一人の科学者の挫折ではありません。人類の「エネルギーのOS」が強制的にアップデート(ダウングレード?)された瞬間でした。
【Before】テスラが夢見た世界
- 仕組み: 地球の振動を利用してエネルギーを取り出し、無線で全人類に分配。
- コスト: ほぼ無料。
- 影響: 砂漠でもアフリカの山奥でも、誰でも電気が使えて文明が加速。環境破壊もなし。
【After】モルガンが作った現在の世界
- 仕組み: 発電所で石油や石炭を燃やし、銅線(電線)を通じて送電。
- コスト: 使った分だけ徹底的に課金。
- 影響: エネルギー利権が発生。原油価格で各国の景気が左右され、私たちは死ぬまで光熱費を払い続ける。
モルガンは資金援助を打ち切り、他の投資家にも「テスラに金を出すな」と圧力をかけました。結果、テスラのウォーデンクリフ・タワーは解体され、鉄クズとして売却されました。
こうして、「エネルギーは買うもの」という絶対的な常識がインストールされました。私たちが毎月払っている数千円、数万円の電気代。その「仕組み」の原型は、この時にテスラの夢を殺して作られたものだったのです。
ニコラ・テスラ失脚から学ぶ現代の教訓:システムの「受益者」にならないために
この歴史の裏側を知ると、今のニュースの見方が変わります。ニュースで「ガソリン代高騰!」「電気代値上げ!」と大騒ぎしている時、私たちは「大変だなぁ」と財布を気にしますよね。
でも、テスラの視点から見れば、こう見えます。「そもそも、電気やエネルギーに供給制限をかけて、奪い合わせている構造そのものが不自然なんだよ」と。
【今回の事件の最大の被害者】それは、テスラではありません。「100年後の未来を生きていたはずの、私たち全人類」です。もしあの時、無線送電が成功していたら、今頃私たちはスマホの充電なんて忘れているし、電気代という概念すらなく、さらに高度な宇宙進出を遂げていたかもしれません。
【現代を生き抜くための教訓】
- 「便利すぎる技術」がなぜか普及しない時は、誰の利益を損なうか考えろ。(画期的な治療法、永久機関、革命的なアプリ……。消えていく技術の裏には、必ず「今のルール」で儲けている大物がいます。)
- インフラを握っている者が、あなたの自由のキーコインを握っている。(電気、ガス、ネット、通貨。これらをおさえている層は、システムを自分たちに都合よく書き換える力を持っています。)
テスラは晩年、鳩に餌をあげながら、安ホテルで孤独に亡くなりました。彼の研究資料の多くは、死後すぐにFBIによって没収されたと言われています。
彼が本当に何を見つけていたのか? それは今も闇の中です。しかし、次にあなたが電気の請求書を見た時、思い出してください。かつて、それを「タダ」にしようとして、歴史から消された狂気的で愛すべき天才がいたことを。
「世界はニコラ・テスラが作り、J.P.モルガンが買い取った。」この「構造」を知れば、明日からのニュースの裏側が透けて見えるはずです。
コメント