アフガン侵攻と「消えた麻薬」の謎:なぜ米軍が行くとアヘンが爆増するのか?

「テロを倒す」は表向きの看板。裏側で動いていたのは、スマホの課金ガチャよりエグい「無限集金システム」だった。


## 「対テロ戦争」の裏側:教科書が教えない、アフガニスタンで起きた奇妙な逆転現象

想像してみてください。あなたの学校に「万引きを絶対に許さない!」という最強の生徒指導の先生が赴任してきたとします。学校中に監視カメラがつき、厳しいチェックが始まりました。

……なのに、なぜか翌日から学校裏での万引きと闇取引が「これまでの20倍」に増えたら、あなたはどう思いますか?

「え、その先生、実はグルなんじゃないの?」そう疑いますよね。

まさにこれと同じことが、2001年から始まった「対テロ戦争」下のアフガニスタンで起きました。表向きの理由は、9.11テロの首謀者を捕まえ、テロリストを掃討すること。正義の鉄槌、自由の守護者。映画のようなカッコいいストーリーです。

しかし、現地の「帳簿(バランスシート)」を見ると、全く別の顔が浮かび上がります。実は、米軍が乗り込む直前、当時アフガンを支配していたタリバンは「麻薬はイスラムの教えに反する!」とガチでケシ(アヘンの原料)の栽培を禁止し、生産量はほぼゼロになっていました。

ところが。米軍が民主主義を掲げて進駐した直後、アヘンの生産量はV字回復どころか、過去最高を更新し続けたのです。

「テロリストの資金源を断つ」と言いながら、なぜテロリストの財布(麻薬)がパンパンに膨れ上がったのか? この違和感の中に、現代社会の巨大な闇が隠されています。


## CIAと国際シンジケートの闇:アフガン麻薬から得た「ブラックマネー」の正体

ここで、この事件の「最大の受益者」にスポットを当てましょう。それは、表の公的予算(税金)では動けない「闇の作戦」を遂行する組織――CIA(アメリカ中央情報局)の裏金枠と、国際麻薬シンジケートです。

これを現代の若者向けに例えるなら、「運営公認のチートアイテム販売」です。

なぜ「麻薬」が必要だったのか?

国を動かすには金がかかります。しかし、議会を通した「税金」は使い道がバレるし、監視も厳しい。そこで彼らが欲しがったのが、「誰にも追跡されない、自由に使える現金」です。

  1. 現地の親米派軍閥を丸め込む: 「言うことを聞けば、お前らのケシ畑は見逃してやる。というか、俺たちが警護してやるよ」
  2. 輸送ルートの確保: 誰にも止められない軍用機や特別ルートを使って、白い粉を世界へ流す。
  3. 裏金の爆誕: 莫大な利益がシステムを介さずに入る。これで、公にできない工作員への給料や、他国への武器提供を行う。

黒幕のセリフを想像してみましょう:「正義? 自由? ああ、それはテレビ向けのセリフだ。重要なのは、議会のうるさい連中にバレずに、中東の勢力図を書き換えるための『弾代』をどこから持ってくるかだよ。……そうだ、アヘンがあるじゃないか。これなら誰も追跡できない最高の暗号資産(物理)だ。」

結果、アフガニスタンは世界のアヘンの約90%を供給する「巨大な麻薬工場」へとアップデートされました。皮肉なことに、米軍の監視下で。


## システムの書き換え:【Before】麻薬禁止から【After】麻薬経済の爆発へ

この事件は、アフガニスタンという国の「OS」を無理やり書き換えてしまいました。スマホで言えば、「セキュリティソフト(タリバン)」をアンインストールして、「課金バグだらけの闇アプリ(麻薬経済)」を強制インストールしたようなものです。

Before:タリバン統治下

  • ケシ栽培は死刑レベルの厳罰。
  • 生産量はほぼゼロに近い。
  • 経済は未発達だが、ドラッグ汚染は抑えられていた。

After:米軍進駐・対テロ戦争スタート

  • トリガー: 米軍が「現地協力者」として旧来の軍閥を指名。彼らの主な収入源はケシだった。
  • ルールの変更: 空爆でテロリストを焼く一方で、その横のケシ畑はスルー。むしろ流通が安定。
  • 生活への直結: 地元の農家は、小麦を作るよりケシを作る方が高く売れるという「歪んだ経済」に組み込まれる。一度ハマると抜け出せない地獄のサブスクリプションの始まりです。

この影響は、アフガンの山奥だけの話ではありません。ここから流出した薬物は、中央アジア、ロシア、そしてヨーロッパへと流れ込み、数百万人の若者を中毒にしました。


## アフガン侵攻の教訓:僕たちが「最大の被害者」にならないために

この物語で、最も損をした被害者は誰でしょうか?それは、戦火で家を追われたアフガン市民であり、世界中で増え続けた薬物中毒者です。

そして、間接的な被害者は、実は「ニュースを信じて税金を払っている僕たち」かもしれません。

この事件が教える「眼鏡」の変え方

「テロリストを倒すための正義の戦い」というキラキラしたフィルターを外して、「誰の財布が潤っているか?」というドロドロした視点でニュースを見てみてください。

  • 武器商人は儲かっているか?
  • 誰が「追跡不能な現金(ブラックマネー)」を欲しがっているか?
  • その国が混乱し続けることで、得をするのは誰か?

現代社会は、スマホのアプデと同じで、見えないところで「利用規約」がどんどん書き換えられています。「正義」や「安全」という言葉が出てきたときこそ要注意。その裏で、誰かがアヘンのような「中毒性のある利権」を確保しようとしているかもしれません。

結論:次にニュースで「〇〇のために軍事介入が必要だ!」という言葉を聞いたら、心の中でこうつぶやいてみてください。

「で、その裏側の『ケシ畑』はどこにあるんだ?」

真実は、常にバランスシートの「汚れ」の中に隠されているのです。

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